カービィくんのおへや

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50TAを初めて知った人に聞いてほしいので全曲レビュー

先日放送された50TA復活ドッキリ。
曲カット祭りだったんですが(TVerで完全版見れるので嬉しいけど)初めて50TAを知った人もいると思うので、今まで配信、リリースされた曲を全曲レビューします(自分にハッピーバースデーなど現在配信されていない曲は除外)

1st Album『50TA

2010年リリース。
2009年に行われた2回のドッキリで制作された曲+未発表ボーナストラックを収録。

01.スタートレイン

第2弾ドッキリで制作。
50TAにしては素直な曲調。
サビの「いっちゃう まいっちゃう こんがらがっちゃう」のリズム、語感が絶妙で歌詞と相まってとても耳に残るリードチューンに相応しい1曲。
幕張ライブではこの曲でフライングするという演出も。
ライブ1曲目、後半1曲目など頭に披露されることが多い。

02.ノコギリガール~ひとりでトイレにいけるもん~

桜田(山)神邪名義。青木さやかの同曲セルフカバー(青木さやかの曲になった経緯は第2弾ドッキリ参照)。
これも無理な転調がなくポップな曲調。
サビでの前の言葉の韻を踏むという歌詞がまたクセになる(果てしない→ナイアガラの滝→ときどき→肩たたき→どきどき…といった具合)

03.インドの牛乳屋さん

第1弾ドッキリで制作、ロンハーメンバーに衝撃を与えた1曲。
インドの都市名を連呼するAメロからびっくりするほどの転調でBメロに移行する。
Bメロもインド人に失礼な歌詞(インド人がカルシウム不足ではないか?というイメージで狩野が制作したため)、インド牛から牛乳を何デシリットル搾れるか、インド牛を見習おう(?)などとめちゃくちゃな歌詞が笑いを誘う。

04.GO TO HEAVEN

第1弾ドッキリで制作。
ホテルで制作作業中に見ていたアダルトペイチャンネルからイメージが湧いたという。
メロウな曲調で転調も無し。
歌詞もエロティックさを感じる1曲。

05.50TAラップ~東京寄り道メロディ~

第1弾ドッキリで制作。
最初はラップ。突如山手線ゲームが始まったと思ったらびっくり転調で東京の各地紹介に。
韻も中途半端(食べ頃のそぼろ 食べるのをやめる 俺ジゴロなどそもそも文が成立していない)だがライブでは山手線ゲームでのC&Rが盛り上がる1曲。

06.HOT WATER

第2弾ドッキリで制作。
サビでのびっくり転調やBメロでいきなり歌詞の分量が増えるなどやっぱりめちゃくちゃ。
曲調はサビでぶち上げなので盛り上がるっちゃあ盛り上がるがサビからいきなり転調するので初聴ではずっこけること必至。

07.チャイナダンスホール

第2弾ドッキリで制作。
曲調は大きくは転調しない。
ラブソング系だが謎の歌詞は健在。(100万ドルの夜景が320万ドルに値段が釣り上がる)
サビは全て中華料理に例える歌詞で、リズムはいいけど…(餃子のように包み込み…など最初はいいが、かに玉のようにあんかけなどもはや意味不明)

08.紅葉に抱かれて

第2弾ドッキリで制作。
サビ頭「紅葉見に行こうよ(う)」のダジャレ。
ラブソング(?)だが最高潮に歌詞がめちゃくちゃ。
あの口紅が最寄りのドラッグストアに売ってた、秋なのに半袖短パンなどここまででもめちゃくちゃだが大サビで「来年こそ行こうよ」と実は行ってないことが発覚。もうなんだこれ
ライブではタオルを回す曲になっている。

09.ヘビーメタルステーション

第2弾ドッキリで制作。
ヘビメタ曲がやりたいとのことで制作したが……
メタル=鉄と謎の解釈をしたため『鉄が好きー!』や『鉄 鉄 鉄 鉄のテッちゃん』などともはや本気で考えてるのかと言いたくなるとんでもない歌詞。
割と長尺のセリフもある。
曲調はヘビメタしてるのに…

10.Perfect Love

第1弾ドッキリで産まれた奇跡の曲。
タイトルは淳の誘導、このタイトルを与えられて即興で出来たメロディがサビに。
サビのインパクトは強烈。Aメロは異常な早さで歌詞が振られているためカラオケで歌うとグダグダになること請け合い。

11.涙~アルバムバージョン~

原曲はロンハー企画「マジックメール」で当時(2008年)グラビアアイドルだった秋山莉奈のために歌った曲。この曲がスタッフ陣と淳に「これはヤバい奴だ」と目に止まり50TA企画が始動したという経緯がある、いわば50TAのデビュー曲と言っても過言ではない。
基本はアコギでのバラード曲。転調もなく本気のラブソングなのだが大サビ後の英語(?)がめちゃくちゃ(マーライオン シンガポールとか言ってる)。
第1弾ドッキリではこの曲で落とし穴。
しかし個人的にはこのアルバム一番の傑作だと思う。

12.指切りげんまん

50TAのアルバムCDにのみ収録。
弾き語りの卒業ソング。
おかしな歌詞もなく、とてもちゃんとした、別れだけどまた会おうみたいないい曲。
楽器がアコギだけなのもまたいい味を出している。

Dynamite Vitamin Dvd ~魂SOUL~

2011年、ロンドンハーツDVD販促用に書き下ろした曲。
当時流行っていた「あげぽよ」を乱用したAメロ、DVDをプロレス技に勘違いしたかのような(不景気な現代に 必殺ジャーマンスープレックス DVD、DDTという技は存在するが)歌詞、サビはDVDの頭文字を取ったDinamite、Diamond、Vitamin、VV言わしたるなど相変わらず耳に残るメロディを展開。しかし大サビ前で見事びっくり転調。

あまがみhold me

2014年映画監督ドッキリのED曲として制作。
メロディラインのキャッチーさはそのままに、歌詞も孤独な人を狼に例えた割とちゃんとした歌詞(まかない出やしないといったリズムのために歌詞が犠牲になった所もあるが)。
振り付けもあるのだが、ロンハーメンバーに「曲調とダンスがインド映画」と評されてしまった。ライブでは踊り方指導がよく入る。

Over the rainbow

2016年台湾ドッキリで制作。
曲調や衣装、トランシーバーなどSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」を完全に意識している。
相変わらずのキャッチーなサビだが、サビラスト「Over the Rai……nbow(オーバーザレーイー……ンボー)」というめちゃくちゃな区切り方で淳や視聴者を爆笑の渦に巻き込んだ。
また大サビ前「神秘の泉でジャブジャブジャブジャブ顔洗おう」というフレーズをみんなで歌う。なぜ顔を洗うのかは謎。
2017年復活ドッキリでは落とし穴曲に。

ファイティングポーズ

2016年台湾ドッキリで制作。また落とし穴曲としても使用。
曲調や歌い方は完全にFUNKY MONKEY BABYSを意識。
サビまでいい曲感を出しておきながらサビから急に奥歯の話になる。そこから大サビ前では奥歯大合唱。台無し。

エキサイティング

2016年クリスマスライブで初披露。
ほぼおふざけが無い。サビのオチが歌詞的にはえっ?となるけどかっこいいので面白くはない。いや、面白くなくてもいいんだけど(むしろ曲調カッコいい)

Bell Sound

2016年クリスマスライブで初披露。
クリスマスソング。途中までは曲調など完璧なのだが、大サビ前で突如「余談だけど熱いお湯よりぬるめのお湯に浸かった方が身体に暖まる」といった内容の謎の歌詞により全てが台無しになる。

nice song

2017年復活ドッキリで制作。
出川(仕掛け人)からの提案で矢沢永吉っぽい曲をとリクエストされて作った曲だが、曲調が完全に「止まらないHa~Ha」。
掛け合いは「もういいかい」「まあだだよ」となんとも間の抜けた掛け合いに。
確かに矢沢っぽさは出ているが…

ありがとうございます

2017年復活ドッキリで制作。
謹慎中の気持ちをバラード曲にした大作。非常にリアルな重い歌詞になっている。
サビでは自分を氷の中のマンモスに例えるが、オチが「マンモス ありがとうございます」。酒井法子かよ
その部分以外は非常に切実な気持ちが歌われた素晴らしい歌詞になっているので、是非1度フルで聞いて欲しい1曲。

以上、現在CDや配信で入手できる曲全曲レビューでした
是非是非、この機会に音楽界の革命児こと50TAの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

50TA

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